Q.シマリスは飼いやすい?

A.犬猫のように躾のきく動物ではなく、野生動物とお考え下さい。一緒に触れ合って遊ぶというより、鑑賞動物です。

愛らしい外見ですが、すばしっこく、噛むと大人でも流血の大怪我をする事や噛み跡や傷だらけになります。

タイガー期のトッドにより傷だらけの腕(まだ軽傷な方)

また繊細で温度管理や健康管理が非常に大切です。

そして診てもらえる病院も少ないので事前に探しておく必要があります。

命に”飼いやすいやすい”はないと考えていますが、小動物のなかでも比較的難易度は高いと考えています。

飼うということは餌を与え、お掃除をするだけではありません。

飼う=家族として迎え入れるということです。

命を託されている事、お迎えした子にとってはあなただけが頼りな存在になる事をお忘れなく。

Q.シマリスは懐く?

A.個体差がありますが、懐くというよりも”人に慣れる個体もいる”程度です。ベビー期から飼育すると比較的人に慣れやすいですが、2歳を過ぎて環境に慣れてから人に慣れたケースもあり様々。

しかし基本的に臆病なので、慣れる事に期待してお迎えしない事が大切。

ビッケやトッドのようにベタ慣れは非常に稀なケースです。

Q.寿命は?

A.7年前後、10年以上の子もいます。
体が小さいので2,3年と思われる事も多いですが長い時間一緒にいることが出来ます。
その為、お迎えの際はこの先10年環境が変わっても大切に接することが出来るか考える必要があります。

Q.費用は?

A.生体は¥10,000〜¥15,000がここ数年の価格です。
ケージや小物類で¥20,000(成長に合わせケージを買い換える場合はその都度かかってきます)

固形フード以外にも果物や野菜も与えます。消耗品として巣材、トイレ砂なども発生します。
また夏と冬はエアコンも使う為、電気代も発生します。(我が家で月¥10,000前後)

また通院治療費で高額になる事例がある事は頭に入れておきましょう。(ビッケは月2回以上の通院/一回につき¥5000〜¥10000平均かかっており2匹合わせて年間で20万以上は3年間かかっていました)

迎え入れたシマリスに過ごしやすい環境を提供してあげるためにも、ある程度の経済的余裕は必要です。

Q.しつけは可能?

A.最初に述べたように犬猫のようにはしつけられません。
基本は野生動物であり、鑑賞動物である事を忘れずに。

思い通りにいかず、叱っても恐怖を覚えるだけです。
ダメな事は人が対策を取るしかありません。

Q.トイレは覚える?

A.個体差があります。
オシッコはトイレの場所で行う個体もいますが、色んなところで行う子も多いです。
ウンチは基本走りながらでも、どこでも落としていきます。

Q.匂いは?

A.生態自体はそこまでキツイ匂いはしませんが、個体によっては尿の臭いが強い子もいます。また男の子に多いのがケージに捕まり、外に向かってマーキングする個体もいます。

Q.鳴き声は?

A.基本的には鳴く事は少ないですが、発情期や危険を察知した時に高い声で鳴きます。

Q.毛は抜ける?

A.1年に2回、換毛期がきます。
巣箱などに抜け毛が付いている程度で、特に気にならない程度です。
また毛繕いを自ら入念に行いますので、ブラッシングの必要はありません。

Q.お散歩は?

A.部屋に放し、広いスペースで室内散歩はストレス解消にもなりおすすめです。(安全が確認された部屋でのみ可能)


飼い主のライフスタイルの中で無理のない時間出してあげると良いです。


そして外へのお散歩は危険が伴う為、お勧めしません。
脱走してしまったり、外は外敵も多く外散歩がきっかけで愛リスを逃してしまった方や亡くされた方も少なくありません。

Q.首輪やリード、ハーネスはつけられる?

A.絶対にやめましょう。
シマリスの首はとても細く動きも俊敏な為、室内であっても事故やショック死に繋がることもあります。

Q.シャンプーは?

A.不要です。自分で毛繕いを行う為、必要ありません。またストレスにもなるので行わないようにしましょう。
しかし高齢や体の怪我などで、うまく毛繕いができなくなった子の場合は汚れた部分をガーゼを人肌程度のぬるま湯に浸し汚れてしまった場所を優しく撫でるように拭いてあげます。

Q.爪切りは?


A.個体によっては必要。
登り木など豊富にある環境であれば自然と削れます。
運動量の少ない個体は定期的にカットが必要です。

Q.小さい子供のいる家庭で飼える?


A.親御さんの注意が必要です。きちんと傍で見てあげる事ができれば飼育は可能です。
シマリスは噛む力が非常に強い為、小さなお子さんは噛まれた際に大きな怪我になる事も。
ケージ越しであっても指を入れたりしないか見てあげましょう。
また小さな子供だと力加減も分からないので尻尾を掴んでしまったり、強く身体を掴んでしまう恐れもあります。

Q.賃貸物件で飼える?

ペット可物件または不可でも小動物可な所もあるので不動産にご確認下さい。

しかし部屋に放していると壁やドア、壁紙が噛まれたり爪でボロボロになることがあります。

事前に対策できる事は行いましょう。

私は修繕費で10万ほど発生しました。

Q.他の動物と同居は?


A.可能ではありますが、捕食側の動物が居る場合はより注意が必要です。

我が家は主人の犬がおりますが、ケージから出す時や留守にする時も必ず別部屋で直接の接触はさけています。

匂いだけでもストレスになる子もいますしアレルギーが出る子もいます。
もし同居の場合は直接の接触を避ける事、そしてストレスにならないか観察が必要です。

また小動物同士であっても、種によってもつ病気もあり、感染や噛み付きなどの事故を防ぐ為にも避けましょう。
うちの子なら『絶対に大丈夫』は動物達には通用しません。

また夜行性の動物と同居の場合は生活スタイルが真逆なので音などストレスに感じてしまう事も。別の部屋または離れた場所にケージを置く配慮をしましょう。